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臥頭狂一のエロ小説ブログ。※18歳未満閲覧禁止。

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鉄砲打ちのバルゴ 中編 (15枚)

あらすじ
 バルゴは長年の女日照りを、貴婦人を幾度も犯すことで解消した。素晴らしい女だった。
 惜しい身体だが、生かしておくことはできない。女の口からことが漏れれば、彼には破滅が待つだけだ。
 銃口を向けるバルゴ。
 怯えるだけだと思われた女は、予想外の行動に出る……。




 四度目の射精を終えると、バルゴはようやく女から巨躯を離した。彼は深い満足を得ていた。十五年ぶりの女の味は、素晴らしいものだった。過去の経験を思いかえしてみても、これほど抱き心地がよくて見た目もいい女はいない。彼はけして神など信じてはいなかったが、天を仰いで感謝したいくらいだった。
 すでに日は彼の頭上近くまで昇っている。はじめて女を貫いたときはまだ肌寒い早朝であった。最初の二回は溜まっていたせいもあって早撃ちしてしまったが、あとの二回はじっくりと女体を愉しんでいた。とくに最後の一回は余裕があり、アネットにさまざまな痴勢をとらせ、ねっとりと交わった。
 大男の重い肉体が自分の上から退いたあとも、アネットの両脚は開かれたままだった。馬車の扉は開かれている。陽が射しこみ、白い恥丘を照らしていた。ひらかれた割れ目からは白濁液が逆流して溢れ出していた。革張りの座席の上は、体液まみれになっている。
 青い目は虚ろで、意思の光が弱かった。頬には涙の跡があったが、いまは乾ききっている。男に弄ばれた女の身体は、人形のように座席の上に横たわっていた。
 バルゴはいったん馬車から出て、大きく伸びをした。太陽が眩しかった。腰が少し重い。さすがに疲労を感じていた。下半身は剥き出しのままだ。汗と体液で濡れた肌を、風で乾かすつもりだった。首を大きく廻し関節の音を鳴らすと、目を細めてさんざん犯した金髪女を見下ろした。
 惜しい女体ではあった。四度も胎内に注ぎ込んだが、まだ足りた気はしていない。もちろん、今は満足している。男根に軽い痛みが走るほど愉しんだのだ。だが、この女が、バルゴにとって生涯で最後の女になるかもしれないのだった。女日照りの十五年を思えば、そうなる確率が高い。今日、この素晴らしい肢体を抱くことができたのは、奇跡にひとしい。
 しかし。
 背に腹は変えられない。飢えきっていた性欲を満たしてくれた女だが、生かしておくわけにはいかなかった。貴族を殺しているのだ。開く可能性のある口は、完全に封じねばならない。殺すしかなかった。
 ごつごつした大きな手が、猟銃を掴む。荒淫のあとのせいだろう。いつもより重く感じられた。バルゴは、使い古した銃を一度頭上にかかげ、それから肩に構えようとした。そのときだった。
 人形のようだった女が、いきなり起きあがった。白い肌を露わにしたまま、バルゴの腰へ突進してくる。すっかり油断していた彼に身構える暇はなく、道端に押し倒されてしまった。
――こ、こいつ、銃を奪う気か。
 しかし、女はバルゴが想像したような逆襲の行動には出なかった。細い腕は腰にまわされ、すべすべの頬が、剥き出しの陰茎に押しつけられた。
「おねがいします、お願いします、殺さないで」
 虚ろだった青い瞳には哀願の情が浮かび、長い睫毛は涙に濡れていた。体液で汚れた男根に貌を擦りつけながら、アネットは必死に助命を訴える。
 バルゴはうろたえていた。女がそんな行動に出るとは想像もしていなかった。銃口を向けられても、ただ震えることしかできまいと思いこんでいた。一物に頬ずりしながら命乞いされるとは、予想だにしていない。どうしていいか瞬時には判断がつかなかった。とりあえず彼は体勢をなおすことにした。猟銃の床尾を杖にして、身を起こす。
 大男が立ち上がっても、アネットは生への希望を捨てなかった。膝立ちになり、筋骨逞しい体毛の濃い下半身に貌を埋め、頬をなすりつける。膝は痛いし、嫌な臭いが鼻腔をついたが、それどころではなかった。
「おねがい、します……なんでも、しますから」
 四度の放出に硬度を失い、垂れ下がっていた肉棒が徐々に膨らみはじめていた。まだ地面を向いている先端に、アネットはためらいもなく口づけた。
「ほ、おおッ……」
 銃身の先を握りながら見下ろしているバルゴが、驚嘆の声を漏らした。柔らかな紅唇が、亀頭の先を包んでいる。
「ん……えろ……」
 女のくちびるから、ピンク色の舌が姿をあらわした。しっとりと濡れているのが、陽光の光で見てとれる。未だうな垂れたままの肉棒の先端が、受け止めるように舌の上にのせられた。びくり! と男根が根元から震え、瞬く間に天を衝く。アネットは驚いた表情を見せたが、すぐに青い目を中央に寄せ、硬くそそり立った屹立の裏側に舌を這わせた。
 バルゴはしばし息をするのも忘れていた。汚れた男根に奉仕する女を、目に血管を走らせて見下ろしている。一物を口でされるのは、彼にとってはじめての経験だった。
 そういう性交の方法があるのを知らなかったわけではない。娼婦へ口交性交をもとめたことも幾度となくあった。しかし、娼館でも拒否され、街娼にもすげなく断られた。年季の入った年増の娼婦でさえ、首を縦には振らない。
 体臭が、拒絶の理由だった。彼には獣の臭いが染みついている。街に住む者には耐えられない悪臭であった。街路を歩いていると、あからさまに路を譲られることもある。とりわけ娼婦は、臭いが身体につくのを嫌う。一晩に何人もの客をとることもあるからだ。臭い女と金を払って寝る男はいない。
 男の身体のなかでも一番臭いがきつく、こもる場所である。バルゴの男根に口をつけてくれる女はいなかった。手に触れるのでさえ、露骨に嫌な顔を見せる娼婦もいた。
 あばずれの娼婦でさえしなかったことを、美しい金髪女がしている。それも自分からすすんで行っているのだ。女は白い裸身を隠そうともせず、一心に奉仕をつづけていた。透明な唾液を垂らし、舌の表面すべてを裏側の筋に押しつけるようにして舐めあげている。胸にこみ上げてくるものがあった。夢にまで見た光景である。握りしめている鉄の筒のことは、頭から消えつつあった。
 アネットは唾液をふんだんに舌に絡め、ぴちゃぴちゃと水音をたてて大男の肉棒を舐めた。体液がこびりついていて、吐き気をもよおすような味がしたが、すべて舐めとるつもりだった。かさの張った部分から、根元までねっとりと時間をかけて舐めあげてゆく。縮れた陰毛が頬に触れたが、躊躇はしなかった。逆に押しつけるように貌を寄せ、毛づくろいでもするように汚らしい黒い毛をなぞる。男のものは、いまや彼女を貫いていたときよりも硬く、はちきれんばかりに赤黒く膨れあがっていた。
「ぼぉっ……おお……ううむ……」
 バルゴはなかば悶えながら、低い唸りをこぼしている。女の舌が新たな場所に触れるたびに、腰や脚を小さく震わせた。呼吸は乱れ、鼻から吸う空気では追いつかなくなっている。
 金髪女が、玉袋に舌を這わせている。深い皺のひとつひとつを伸ばすように、女の舌は長く、ゆっくりと動いた。青い目がしずかに開き、バルゴの視線と交差する。瞳はわずかに濡れていて、男への媚びが含まれていた。女の口が開き、玉袋の一端を含んだ。温かい口内でやさしく撫でられ、バルゴは情けない喘ぎ声を漏らした。
 小さな割れ目から、透明な雫が滴っていた。青い目が寄りなりながら視線を向ける。アネットは長く伸ばした舌の腹を裂け目にべっとりとつけ、こぼすことなく苦い粘液を舐めとった。
「おおっ……くぅ……」
 頑強な太い膝が小刻みに揺れている。アネットは怒張から口を離し、ふたたび男の股間に頬を擦りつけた。
「ね、もっと、してあげますから……殺さないで……」
「はっ……はふっ……はぶぅ……」
 バルゴは答えられない。目を剥いて、口から大きく息を吐いている。
「吸って、ほしいでしょう? この、ご立派なものを……。いっぱい、吸い出して、あげますから……殺さないで、ね? おねがい……」
 上目づかいの、男に媚びきった青い瞳。誘うような、甘い声。美しい金髪女は、この上さらに彼へ快楽を与えるという。その柔らかいくちびるで。バルゴは魅力的な提案に抗うことができない。何度も、大きく上下に首を振る。だらしなく開いた口の端から涎が飛び散った。
 アネットは小さく息をついた。まわしていた腕を男の腰から離す。かわりに両手で猛り狂っている肉棒の根元をそっと握る。熱かった。とたんに、先端から透明な汁があふれ出した。くちびるでの愛撫を待ちわびて泣いているようだった。目を伏せて、先走りを漏らしている先端を紅唇に含む。さっきより苦味が強かった。くちびるをすぼめる。男の血走った目を見つめながら、粘液をちゅるちゅるとすすった。
「おおぅッ……うう……」
 バルゴはもはや息を整えることさえ難しかった。黄色い歯の間から不規則な呼吸の音を、涎の水音とともに漏らしている。瞬きをするのさえ惜しいだろう。女の口と含まれつつある怒張を、目を見開いて凝視していた。
 女のくちびるが、小さな開閉を繰り返している。わずかな隙間ができるたびに、バルゴの亀頭はすこしずつ女の口に呑みこまれてゆく。その間も、舌は口内で休みなくはたらいていた。迸る苦い液を、小さな裂け目から次々に拭いとってゆく。彼の亀頭は、女の口のなかで破裂しそうなほど腫れあがっていた。
 男の肉棒の半ばあたりまでしか、アネットの口にはおさまらなかった。含んでいるだけで、顎が疲れそうな代物であった。紅唇で肉茎を締めつけながら、根元を握っていた手を前後に動かしはじめる。熱が増しているように感じられた。
「んっ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅぷっ……」
 アネットは唾液をたっぷりと絡ませながら肉棒を吸った。音をたてて吸いながら両手で包むように擦ると、肉棒がますます膨れるのを舌の上に感じた。不快な味の粘液は、遠慮なく吐き出されつづけている。彼女は嫌な顔ひとつ見せず、巨根を頬張りつづけた。
「はっ……はあっ、ぶはあぁっ……」
 女の口から得られる快感は、彼の想像を遥かに超えて素晴らしいものだった。舌や唇から与えられる、じかな刺激だけでもとろけそうであった。そのうえに美しく若い女が己の汚いモノを口に入れているという、目にやきつくような興奮が得られるのだ。こんなにいいものだったのかと、バルゴは思った。
 もっと時間をかけて愉しみたいところだが、もう我慢できそうにない。背筋や腰のまわりに、ぴりぴりとしたものが走っている。白濁を吐き出したい。バルゴは白い欲望の炎に包まれ、射精以外の何も考えられなくなっていた。空をさまよっていた手で、金色の頭部を押さえる。女の頭を固定したところで、小刻みに腰を揺すった。
「んぶぅっ……? んんっ……!」
 青い目が見開かれ、驚いたように彼を見上げたのは束の間だった。喉を衝かれて苦悶の涙をこぼしながらも、男の腰の動きにあわせて紅唇が締めつけられていた。端から唾液がしたたり落ちる。肉茎を擦る両手が、はやくなっていた。
(射精してやるっ……射精してやるっ……! 口の中にたっぷりと注ぎこんでやるっ……!)
 バルゴには、見上げる青い瞳が、口内への吐精を望んでいるように見えた。その証に、弾力のあるくちびるは、はちきれそうなほど膨張した肉棒を締めつけ、はげしく吸いたてている。肉茎を擦る両手は白液が昇ってくるのを促していた。
「んっ! んぷ! んちゅっ、んうっ!」
 締めつけたくちびるを硬い肉棒が通過するごとに水音がした。同時にアネットは甘えたような鼻声を漏らす。媚声を発しながら、たぎりきった亀頭をすすった。射精が間近に迫っていることをアネットは悟っている。口で受け止めるつもりだった。口内を突きこむ男根の先端を舌の表面で受け止め、擦りあげていた。
「ぶ、おおおお~ッ……!」
 髭に包まれた男の顔がなお歪み、大きな雄叫びをあげた。剥き出しの固そうな尻がぶるぶると痙攣している。アネットの舌の上で、凶暴な剛直が跳ね上がった。
「んううぅ……」
 ドクン、ドクンと脈動するたびに、はげしい勢いで熱い粘液が吐き出される。舌はたちまち精液にまみれた。五度目とは思えない射精量であった。さすがにその生臭さには顔をしかめたが、それでもアネットの手は肉茎を扱きつづけ、くちびるは亀頭から先を吸いつづけた。すべて搾りとろうとするかのようだった。
「おおおお~……」
 バルゴはほとんど悶絶しかけていた。精液を吸い取られるという、はじめての快感に、骨が抜けたようになっていた。痴呆のように大口を開けている。
 注がれた濃い獣液を、アネットは涙をあふれさせながら嚥下した。口いっぱいに広がった白濁液はいちどでは呑みこむことができず、幾度も喉を上下させる必要があった。濁液はひどく喉にからみついた。咳き込みそうになる喉をおさえる。
 溜まった涙を拭いもせず、アネットはまだそそり立ったままの硬い肉棒に貌を寄せる。先端には白液が垂れ下がっていた。逡巡することなく口づける。
「おうっ……!」
 はげしい射精のあとだ。敏感になりすぎている亀頭に柔いくちびるを押しつけられ、バルゴは思わず腰を引く。それだけならまだよかったが、膝が笑っていた。不安定な姿勢に耐え切れず、尻餅をついてしまう。彼の顔にばつが悪そうな表情が浮かんだ。握りしめたままの銃で、上体だけを起こす。
 女の視線は、男の手に握られた銃身に注がれている。男が立ち上がろうとする前に、女は白い裸身を男の胸に飛びこませていた。すばやく細い腕を男の背にまわす。もう片方の手は、毛の濃い男の太股をやさしく撫ではじめた。
「気持ち、よかったでしょう? ね? おねがい、殺さないで」
 男の耳元に貌を寄せ、哀願する甘えた声に男は心動かされたようだった。さすがに疲れきった顔をしていたが、唾を飲む音がアネットには聞こえた。
「い、いいだろう。そのかわり、今日からおまえは、俺の嫁だ。それでも、いいか」
 バルゴは上ずった声を出した。彼の目は期待に満ちていた。すでに女を殺そうという気は完全に失せている。今後の生活を脳裏に浮かべているのはあきらかだった。
「はい……旦那さま。かわいがって、くださいませ」
 青い瞳が、上目づかいに髭だらけの顔を見上げている。はげしく交わり、何度も吐精したあとだというのにバルゴは欲情を覚えた。白い手が、体毛に覆われた股間に入っていた。

テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2010/01/08(金) 00:00:00|
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臥頭狂一

Author:臥頭狂一
(がとうきょういち)
 日々、頭痛に悩まされながら官能小説を書いています。
 いろいろなジャンルに手を出していくつもりです。よろしければ読んでいってください。
 感想、お気づきの点など、コメント、メールでいただけると励みになります。よろしくお願いします。

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