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臥頭狂一のエロ小説ブログ。※18歳未満閲覧禁止。

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あかね色のやくそく -いち- (44枚) 


 おさないころから、いつも拓海の手を引いていた。
 はたから見ると頼りない弟のようだけれど、茜音にとってはいとおしい恋人。拓海はなにより大切な存在だった。
 母親よりも自分になつき、仔犬のように甘える拓海が、茜音はかわいくてしかたがなかった。
 けれども、もうすこししっかりしてほしい。五年生になっても、拓海はあいかわらず泣き虫で甘えん坊のままだ。このままでは、いけない。


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テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2010/06/06(日) 06:06:06|
  2. あかね色のやくそく
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あかね色のやくそく -に- (48枚) 


「放課後、教室で待ってるから……」

 茜音は隣のクラスの暴君、柴田を蹴り倒した。昨日、拓海を泣かせてくれたお返しだ。
 毎度のことだった。拓海をいじめられてだまっている茜音ではない。柴田を打ち負かすのも、これで何度目か覚えていないくらいだ。
 朝いちばんの喧嘩は、茜音の圧勝に終わる。しかし、敗れた柴田の様子がおかしい。いつもなら憎まれ口のひとつでも叩くところなのに、妙に落ち着きがなかった。


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テーマ:18禁・官能小説 - ジャンル:アダルト

  1. 2010/06/06(日) 06:06:07|
  2. あかね色のやくそく
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あかね色のやくそく -さん- (32枚) 


「タクミ……。どうして……? 帰って、なかったの……?」
 幼なじみが、そばに立っていた。
 拓海は、すべてを見ていたのだ。
 茜音はこの世でもっとも愛しい存在に、一部始終を覗かれていた。


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  1. 2010/06/06(日) 06:06:08|
  2. あかね色のやくそく
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プロフィール

臥頭狂一

Author:臥頭狂一
(がとうきょういち)
 日々、頭痛に悩まされながら官能小説を書いています。
 いろいろなジャンルに手を出していくつもりです。よろしければ読んでいってください。
 感想、お気づきの点など、コメント、メールでいただけると励みになります。よろしくお願いします。

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